5人に1人が来店するSMS広告｢ターゲットに届く｣集客施策

SMS広告
5人に1人が来店するSMS広告｢ターゲットに届く｣集客施策

文＝メディアシステム

当社メディアシステムは、エンタープライズ（Enterprise）の新たなオプションとしてSMS配信システム「EP-Gift」を開発いたしました。本記事では、導入をご検討中のお客様からよくいただく質問にお答えしながら、既存会員様との関係強化に向けた新しい可能性をご紹介します。

１.「EP-Gift」とは、どのようなサービスですか？

SNSではなく、SMS（ショートメッセージサービス）を活用した新しい広告ツールです。SMSは携帯番号を通じてスマートフォンに直接メッセージを送ることができます。実は、このSMSが他の広告媒体と比べて「顧客への情報伝達率が圧倒的に高い」と注目されています。皆さんもLINEを通じて様々なサービスからメッセージを受け取っていると思います。ですが、メッセージの数が多すぎて、内容をしっかり確認せずに既読だけつけてしまう、そんな経験があるのではないでしょうか？一方で、SMSはそもそもの受信数が少ないため情報が埋もれにくい特徴があります。さらに、通知をオンにしている方が多いため、結果として情報の伝達率がとても高いのです。

２．他のSMS配信サービスと比べて、EP-Giftの強みは何ですか？

EP-Giftの最大の特徴は、独自の特許技術を活用したOne to Oneマーケティングです。一般的な広告配信では、全ての受信者に同一の内容を届けるのが通常ですが、EP-Giftは顧客一人一人に合わせたパーソナライズされたメッセージを一括で配信できる点が大きな強みとなっています。

例えば、性別や年齢といった基本的な属性に加え、パチンコ派にはパチンコの新台情報を、パチスロ派にはパチスロの新台情報を、というように個々の好みに応じた最適なメッセージを届けることができます。これにより、各顧客にとって真に価値のある情報提供が可能となります。

３．「EP-Gift」を活用すると、どのような広告効果が期待できますか？

様々な広告戦略を展開されている中で、皆さんが一番求めていることはやはり「広告効果」だと思います。一人でも多くの方に来店してもらうために広告を行っているはずです。しかし、実際の効果に関しては、いつもより多い少ないといった肌感覚でしか効果を測定できないことが多いのではないでしょうか？

EP-Giftでは一人一人に個別のメッセージを送信することができますので、「何人見てくれた？」という結果だけではなく「誰がみてくれた？」「実際に来店してくれた？」という効果まで明確に測定することが可能です。ここまでしっかりと効果測定ができる広告ツールは他にはありません。

４．導入後の具体的な成果は、どのようなデータが出ていますか？

昨年12月のSMS配信データを分析した結果をご紹介します。1回の平均送信数1,152人に対し、92%にあたる1,054人にメッセージが到達しました（未到達は電源オフや番号停止が主な理由です）。その後の行動として、URLをタップして情報を確認した方が295人（28%）、実際に店舗への来店まで至った方が247人（23%）となりました。【表1】にあるようにその他のWEB広告における来店率（コンバージョン率）と比較すると、SMSの来店率23％は非常に高い結果となっています。

またSMSは1通あたり28円から送信が可能（受信側は無料）です。費用対効果を計算すると、送信料が28円×1,054人で29,512円、平均来店者数が247人であることから、一人あたりの集客コストは約120円となります。あくまでも全体の平均なので、もっと高い費用対効果が見られるケースもございました。

SMSの配信について、受信拒否されるのではないかという懸念の声をいただくことがありますが、実際の拒否率は平均で7人（全体の0.7%）と非常に低い水準にとどまっています。

５．実際に導入した企業の反応はどうですか？

昨年秋のリリース以来、すでに約200店舗でご利用いただいており、多くの方から効果を実感したという声をいただいています。中でも特に多かったご意見が３つあります。

１つ目はSMSで離反客を呼び戻せたということです。冒頭にもお伝えした通り到達率が高いので、しばらくお店に来店されていなかったお客様が戻ってくる、という現象が多くのお店で見られました。6カ月以上離反していた方が50人も来店した、中には10年ぶりのお客様が来店してくれたというケースが北海道のお店でございました。

２つ目は費用対効果が高いということです。先ほども費用対効果を実データで計算しましたが、1通28円というSMS送信料は、従来の紙のDMに比べても競争力があります。そのためEP-Giftを次世代のデジタルDMとして期待されている方もいらっしゃいます。

そして最後はファン化の促進です。SMSは携帯番号を通じて送るため、基本的には各店舗の会員様に向けて送ることになります。広い範囲の顧客をターゲットとするのではなく、普段から自店を利用してくれている会員様限定の広告ツールとして、大切なお客様一人一人にフィットした特別なメッセージを送れます。結果として今まで以上に自店を好きになってもらえます。そのようにファンを創造するための広告戦略だと捉えています。