販促・集客ナレッジ

パチンコ×麻雀で切り拓く新たなファン創出へ

広告素材のサブスクサービス

パチンコ×麻雀で切り拓く新たなファン創出へ

本記事は『Amusement Business Answers』(2025 SPRING Vo.1 No.2)に掲載中です。
文=パック・エックス

二つの業界を繋ぐプロジェクト

「リャンスタ」は麻雀とパチンコという二つの業界を繋ぐプロジェクトとして生まれました。このサービスは、人気プロ雀士の肖像権を月額制で利用できる「サブスクリプションサービス」です。パチンコホールが様々な販促素材に雀士を起用することで、両業界の相乗効果を生み出し、新たなファン層の開拓を目指しています。

レジャー白書2024によると、パチンコの参加人口は660万人、麻雀の参加人口は470万人とされています。近年、Mリーグの人気により250~300万人の視聴者が生まれ、その中には麻雀をプレイしない層も含まれています。この新たな層も含めると、麻雀市場は700万人規模と考えられ、若年層を含む新市場が形成されていると考えられます。

パチンコホールでは、お客様がMリーグを観戦しながら遊技を楽しむ姿も見られるなど、両業界には様々な面から親和性があると感じています。「リャンスタ」では、この親和性を活かし、プロ雀士の肖像権を様々なクリエイティブに活用することで、麻雀に興味を持つ層とパチンコホールを繋ぐ新たな可能性を探っています。

「リャンスタ」では、プロ雀士の肖像権を活用した多様なプロモーション展開が可能です。店内装飾はもちろん、デジタル媒体において、公式サイトやSNSアカウントでのバナー画像、投稿素材として活用できます。特に新台入替情報や店舗イベントの告知にプロ雀士を起用することで、通常よりも注目される確率が高まるのではないでしょうか。

シールやカード等の販促物、起用雀士のSNSアカウントでの店舗訴求、さらには応援来店など、付帯企画も用意しています。また、年に1回、契約企業とプロ雀士が参加する「広告大賞」を計画しており、プロ雀士との対局などの企画を準備しています。

両業界が抱える課題と可能性

麻雀業界では、競技として新たなステージに進んでいるものの、2000人以上いるプロ雀士の中で専業として生活できるのは一部に限られているようです。多くの雀士は、YouTubeやパチンコホールへの来店など、様々な副業で収入を補っているケースが見受けられます。麻雀業界のさらなる発展には、プロ雀士が競技に打ち込める環境づくりも一つの課題ではないかと考えています。

一方、パチンコ業界では、広告規制の強化もあり、集客方法の多様化が求められているように思われます。タレント起用は効果的なプロモーション手法ですが、通常数千万円の費用がかかるため限られた企業しか実施できませんでした。有名芸能人を活用したサブスクリプション型のタレントシェアリングサービスが世に広まったことで、費用の障壁は低くなりつつありますが、パチンコ業界での起用をNGとするタレントも多く、使えるタレントは限られています。

そこで生まれたのが「リャンスタ」です。パチンコホールにとっては、プロ雀士の肖像権を活用した独自のクリエイティブ展開ができ、また、プロ雀士にとっては、新たな収入源と活躍の場が広がる可能性があります。パチンコホールでの露出により、雀士自身の認知度向上にも繋がる可能性もあるのではないでしょうか。

Win-Winの関係構築を目指して

私たちが目指すのは、パチンコと麻雀、それぞれのファンが交差する新たな可能性を探ることです。麻雀に興味を持つ方々に、パチンコの魅力を感じていただく機会を増やし、また逆に、パチンコファンに麻雀の世界を知っていただく。そうした相互作用から、両業界に新たな風を吹き込めればと考えています。週1回の来店が週2回になるような、着実な関係づくりを通じて、パチンコと麻雀の新たな文化を一緒に創造していきたい。それが「リャンスタ」の思いです。

株式会社パック・エックス
東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留6階
TEL:03-5777-0361

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