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LINE広告で来店計測を。既存顧客を守る「ビジットサーチ」

LINE広告
LINE広告で来店計測を。既存顧客を守る「ビジットサーチ」
文=一広ケーアンドエー

本記事は『Amusement Business Answers』(2025 WINTER Vo.1 No.1)に掲載中です。

「LINE」と聞いて、もはや知らない人は日本にはいないだろう。2011年6月に誕生して以来、国内の利用者数は現在、9,700万人に達する。多くのパチンコホールでも、自店の情報発信のメインツールとして公式LINEアカウントを据え、自店広告の主軸にしている。

そのような中、2022年末にLINE広告がついにパチンコホールへ解禁された。当時は特定の代理店のみへ販売許可が下りていたが、2023年初旬にはどの代理店でも販売可能となったことは記憶に新しい。

公式アカウントとLINE広告。「LINE」というツールは今やパチンコホール営業の必須アイテムとなっている。自店の情報発信の他、競合店舗の情報収集もLINEを軸とするなど、パチンコ店とLINEの親和性は高まり続けている。

一広ケーアンドエーでは、システム会社と10年ほど新サービス開発について話し合いを続けてきた。そこで登場したのが「ビーコン」だ。

ビーコンサイズはわずか4cm

ビーコン自体は新しいツールではなく、発売された当初はデータ収集が主な活用目的であったが、そこにLINE広告配信を掛け合わせることで、昨今、飽和状態であったLINE広告に「来店計測」という新しい付加価値を提供することに成功した。まずはトライアル検証から始め、2024年4月には正式販売を開始。導入店舗数は100店舗を超え、500キャンペーン以上の運用実績を持つ。

広告の進化が既存顧客を守る

そもそもLINE広告には、広告配信面の明確さというポイントがある。その土台へ、パチンコホールからニーズの高い来店計測を組み合わせることで、LINE広告の活用方法は格段に広がる。

一広ケーアンドエーが有する来店計測可能なLINE広告「ビジットサーチ」では、CTR(クリック率)の高さがポイントだ。LINE広告で1%を超えるCTR(クリック率)は稀である。自店に設置したビーコンに接触した来店者へLINE広告が配信できるため、広告内容自体へ興味を持ってもらえる可能性が高く、CTR(クリック率)も高まる、という仕組みだ。

この結果は、狙ったユーザーへ正しく広告配信ができている証明であり、自店の既存顧客の囲い込みに重要な役割を果たしている。遊技人口は年々減少すると言われている中、新規顧客獲得と同様に既存顧客の囲い込みは非常に重要な課題となっている。新台入替や取材来店、賞品入荷など、パチンコホール側で工夫を凝らした集客戦略を実施しても、それを顧客に知ってもらわなければ話は始まらない。

また、単日での来店計測も可能という特徴を活用し、施策の効果検証も行うことができる。

例えば話題の新台を機種ごとに広告キャンペーン分けすると、どの機種はどの層のユーザーの来店へ繋がったのか、また他機種と比べると来店CVはどうだったのか、等の比較ができる。LINE広告をなんとなくで配信するのではなく、明確に「既存ターゲティングツール」として活用できるのだ。

毎月の広告配信でデータを蓄積していき、数年後にはそのデータが店舗戦略に大きく活きてくる。パチンコホール責任者が一番知りたいはずの「どの広告で何人来たか」を叶えられる日が近付いているのではないだろうか。

「VISIT SERCHI」の詳細はコチラ

株式会社一広ケーアンドエー
東京都千代田区神田小川町1-11千代田小川町クロスタ
TEL:03-3293-5111(代)
WEB:https://www.ikko.co.jp/corporate/profile.html

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