遊技機の多様化・時流に対応 ホール営業を多角的にサポート

ホールコンピューター
遊技機の多様化・時流に対応 ホール営業を多角的にサポート
文＝ダイコク電機

2019年に誕生したダイコク電機ホールコンピュータ「Xシステム」は、「CⅡ」の発表以来12年ぶりに刷新したホールコンピュータシステムで、生誕5周年を迎えました。ビッグデータをベースとしたデータの正確性はもとより、多彩な機能を搭載していることが大きな特徴です。現在では1400件を超える店舗様に導入が進み、業界をけん引するホール様にご利用いただいております。Xシステムは、この5年間でただ年月を重ねただけではなく、時代の変化に合わせ、また、ホール様のニーズに合わせて進化を続けてきました。そのXシステムの各製品の特長を改めてご紹介いたします。

Xai-TACT／Xai-SIS

Xシステムの中核であるXai-TACT/Xai-SISは店舗様の日々の営業を多角的にサポートするホールコンピュータ＆シミュレーションサービスです。昨今、ホール経営の多様化が進み、日々の営業で確認すべきデータは一昔前と比較して格段に多く、かつ複雑になりました。そういった現状に対して、Xai-TACTで確認できる各帳票は、様々なデータを視認性よく、一目で確認することが可能です。各帳票をカスタマイズしたり、独自の帳票を作ったりすることも可能となっております。さらにPCで使用することも可能となっており、場所を問わず働くことが可能です。

Xai-SISは自店データに加え、DK-SISが誇るノウハウとビッグデータを融合し、高精度な全店シミュレーションを行うことが可能となっております。ビッグデータを元にしたモード毎の実績出玉率をシミュレーションに反映させることが可能な点も特徴のひとつです。

Xai-SISは常に進化を続けており、これまでも「遊タイム」や「Cタイム」といった、遊技機の多様化・時流の変化にいち早く対応してきました。Xai-TACT同様、PCで活用することも可能となっており、業務効率化を進めることが可能となっております。

VEGASIA

CRユニット「VEGASIA」は、ファンがもっとも手に触れるものだからこそ、「ファンファースト」という考え方をもとに進化してきました。だ
からこそ、処理速度の速さにはこだわって作られています。また、機能追加に関しても、時代の変化にいち早く対応してきました。スマート遊技機全盛の昨今では、休憩・離席時に計数しなくてもカード排出が可能となる「ちょっと離席」、計数玉をスマート遊技機へ高速転送できる「連続払出」があり、その他にも「ランプ操作」や「セルフ食事休憩」等、ファンがストレスなく遊技できる環境を提供できる機能を多く有しています。

MGランプ

データランプは、ファンが最も目にする機会が多い製品です。ハイエンドなデータランプ群「MGランプ」は、ホールコンピュータと連携したダイコク電機独自の演出やデータ提供が可能となっています。また、豊富な機種コンテンツとの融合で、ホール空間を演出し、より一層快適な遊技環境をファンに提供することが可能となっています。

MGランプ「REVOLAⅡ」は、大型液晶と大型7セグ併設の先駆けとなった「REVOLA」の後継機として2024年4月にリリースされました。スペック面、機能、ビジュアル面のすべてが進化したデータランプの最新モデルで、タッチ操作対応、フルHD高画質液晶がホールを煌びやかに彩ります。大きな特徴は、遊技性が多様化した昨今のパチンコ機をファンに訴求できるように、「ゲームフローナビ」「イマココ表示」など、ファンが一目見て遊技性を理解できる表示を搭載している点です。

ワンストップセルフカウンター

Xシステムでは景品システムでもファンにとって快適、かつスタッフにとっても役立つ環境を提供しています。それが、精算機との接続を可能にした、精算とセルフ交換を一箇所で連続して行うことができる「ワンストップセルフカウンター」です。ホールスタッフを介さず、セルフサービスでプリペイドカードの残高精算から賞品交換まで、遊技客自身がワンストップで完結できます。タッチパネルを搭載したPOSは操作性が高く、好きなタイミングで交換できるということもありお客様から好評です。省人化が叫ばれているなかでセルフPOSは、ファンの利便性のみならず、ホール様の業務効率化を目指してワンストップという形で進化してきました。

顔認証システム

当社独自の「顔認証システム」は、精算機、POS、そしてVEGASIAに搭載したカメラによってファンの顔を撮影しデータ化します。データ化することによって、従来では知り得なかった「アウトの中身」（=遊技人数×遊技時間）がわかります。アウト向上への施策を検討する際に、遊技人数を増やすべきか、遊技時間を延ばすべきか、どちらに注力すべきかでアプローチの仕方が変わってくると思います。そこで、顔認証データで現状を把握した上で活用することにより、自ずと取るべき手法が見えてきます。

また、撮影した顔データをセキュリティ向上に役立てることも可能となっています。カード盗難や会員カードの使いまわしといった、不正・迷惑行為をいち早く検知し発報することが可能となっており、ファンが安心して遊技できる環境の提供へ繋げることもできます。また、ファンの紛失カードや忘れ物も特定することができ、ファンサービスへ繋げることも可能となっています。顔認証システムは店舗様もファンも安心できるホール環境を提供します。

入替運用オプション「らく替」

昨今、新台機種数の増加や入替頻度の増加により、入替作業はどんどん煩雑・重労働となっています。また、入替時の設定変更作業に要する時間も長時間化しています。そんな設定変更作業の悩みを解決させるサービスが「楽らく入替運用オプション」です。変更承認申請書を用いることで、正確かつ迅速に完了させることができます。さらにランプのデータ移動も自動で行うことができるので、負担なく、ファンへ正確なデータをお届けすることが可能となっております。