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玉屋(福岡市) 運営施設に「かまどベンチ」新設 防災イベントで地域貢献

「玉屋」の屋号で福岡県と佐賀県でパチンコホールを12店舗展開する玉屋(福岡県福岡市)は9月20日、同社が運営する複合商業施設「トリアーダ宗像」(福岡県宗像市)に、新たな防災設備として「かまどベンチ」を新設した。かまどベンチとは、平常時はベンチとして利用し、災害時には座板を外すことで炊き出し用のかまどとして転用できる設備。

かまどベンチ

この設置に合わせて防災イベントも開催され、炊き出し体験や防災設備の見学会、消防車やパトカーの展示などを通じて、地域住民と共に防災意識を高めた。

トリアーダ宗像は、ドン・キホーテ、エニタイムフィットネス、レストランなど14店舗で構成される複合商業施設で、2023年6月のグランドオープン時に宗像市と防災協定を締結している。 施設には太陽光発電設備や蓄電池システム、非常用飲料水貯水槽、マンホールトイレ、ペット同伴可能な車中泊避難エリアといった多様な防災設備が備えられており、今回の「かまどベンチ」新設でその機能がさらに強化された。

 

〈トリアーダ宗像の防災設備〉

  1. 太陽光発電設備( 発電量:約 40 万 kwh 、一般家庭の使用電力:約 110 世帯に相当
  2. 蓄電池システム(蓄電池容量: 270 kwh 太陽光で充電した電気で長期的電源を確保)
  3. 防災盤(照明用電源、携帯充電用電源: 200 台分)
  4. 非常用飲料水貯水槽( 40 トン)
  5. マンホールトイレ(災害時は組立トイレを設置)
  6. 防災備蓄倉庫(支援活動のために必要な防災資機材の備蓄スペース)
  7. 非常時車中泊避難エリア(ペット同伴車中泊エリア: 55 台分)
  8. ペット避難エリア(半屋外スペースにペット専用避難エリアを完備)
  9. かまどベンチ(平常時はベンチとして利用、災害時は炊き出し用のかまどとして使用) ※新設

 

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